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建設コンサルタントの登録制度とは

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建設コンサルタントの登録制度は、建設業界における専門的な知識と技術の証明となるものです。登録されたコンサルタントは、信用と能力を持つことが証明され、多くのメリットを得ることができます。ここでは、建設コンサルタントの登録制度について、また登録することのメリットを詳しく解説していきます。

建設コンサルタント登録制度の特徴

建設コンサルタントの登録制度とは、国土交通大臣が認定する登録制度のことです。建設コンサルタントの仕事は、資格や認可などがなくても業務を行うことができます。そのため、法人・個人問わず誰でも建設コンサルタントを名乗ることができます。

そこで、建設コンサルタントに登録すると、国土交通省の公式サイトに事業者の名前が掲載され、国に認定されている証明になります。また、建設コンサルタント登録するには、以下の条件を満たす必要があります。

登録条件

国土交通省が定める建設コンサルタント登録の条件は以下のとおりです。

  • 登録部門毎に、常勤かつ専任の技術管理者をおくこと。
  • 資本金の額が500万円以上かつ
    自己資本額が1000万円以上であること。
    (個人の場合は自己資本額1000万円以上のみ)
  • 登録の欠格要件に該当しない者であること(登録規定第6条)

※参照元:国土交通省
(https://www.kkr.mlit.go.jp/kensei/kensetsu/kanrengyou/qgl8vl0000004gvx-att/kenkonyouken.pdf)

上記の条件と必要書類を満たすことで、建設コンサルタント登録が可能です。

有効期限

建設コンサルタントは、登録後5年が有効期限です。その先も登録しておきたい場合は、有効期限の90日〜30日前までに更新手続きを行う必要があります。

建設コンサルタント登録のメリット

建設コンサルタント登録することで、以下3つのメリットが得られます。

社会的な信用度が上がる

建設コンサルタントの登録は、国土交通省に認められた証でもあります。そのため、登録していない事業者よりも社会的な信用度は高いといえます。依頼する側から選ばれやすくなるでしょう。

公共工事の受注が可能になる

登録された建設コンサルタントは、公共工事の受注が可能となります。実際に、自治体が建設コンサルタントに依頼する場合は、登録されている業者を選ぶことが多いようです。

入札手続きがスムーズに行える

建設コンサルタントに登録すると、さまざまな情報が国土交通省の公式サイトに掲載されます。そのため、入札の際の確認手続きや有資格者名簿の作成がスムーズに行えます。

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