ホワイトな建設コンサルタント会社の見つけ方 » 建設コンサルタントになるには » 建設コンサルタントが技術提案書を作成するポイント

建設コンサルタントが技術提案書を作成するポイント

公開日: |更新日:

国や県が業務を発注する際、どの会社に依頼するか決めるために使われるのが、複数の会社に提出させる「技術提案書」です。そこで、建設コンサルタントとして技術提案書を作成することになった場合、おさえておきたいポイントなどについて解説します。

技術提案書を作成するポイント

技術提案書を作成するために重要なポイントは、相手の立場に立つこと、ツボを把握することの2点です。それぞれについて解説します。

相手の立場に立つ

技術提案書を作成するうえでおさえておきたいのが、相手の立場に立って考えて提案書を作成する重要性です。相手の立場で考えることによって発注者が何に困っているのかなどがわかりやすくなります。これは、どのような提案を求めているのかを判断するためにも必要なことです。

自身が発注者だったと仮定し、提出された技術提案書を読んだ時にどのように感じるのかよく考えましょう。

ツボを把握する

発注者が感じている不安や不満を理解したうえで技術提案書の作成ができると、ツボをおさえた提案につながります。発注者だけではなく、近隣住民がどのような不安や不満、不備などを感じているのか読み解きましょう。

相手に伝わりやすい文章を書くには

評価される技術提案書を作成するためには、わかりやすさが欠かせません。わかりやすい文章を書くためには、以下のようなポイントがあります。

主語・述語を明確にする

主語・述語が抜けるとわかりにくい文章になるため、注意しましょう。「誰が」「いつ」「どのようにして」「どの程度」などについて説明が不足しないように注意が必要です。

一目でわかる見出しを付ける

文章のわかりやすさを向上させるためには、適度に見出しを付けることも重要です。どのような対策をとり、どういった効果が期待できるのかを簡潔に見出しにまとめます。

見出しを付けることによって中身を読む前にどのようなことが書かれているのかわかりやすくなるのがメリットです。

難しい言葉を使わない

難しい言葉は避けましょう。意味を考えながら読まなければならないような文章だと、読む人が疲れてしまいます。何を言いたいのかわかりにくくなってしまうことも多いです。

言葉以外にも文章がわかりにくいところや、勘違いしやすいところがないかよく確認することも欠かせません。

できる建設コンサルタントとして良い技術提案書を作成しよう

技術提案書を作るうえでおさえておかなければならないことはいろいろありますが、質の高い技術提案書が作れるようになると建設コンサルタントとしての評価も高まります。

基本的なポイントをおさえて相手の希望に沿った技術提案書を作成しましょう。作文技術を身に付けることも重要なので、専門的な勉強も必要になります。

働きやすさを求めるなら
都心地方か?

ホワイトな
建設コンサルタント会社の見分け方