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建設コンサルタント業界で推進される新3Kとは

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これまでの「3K」と言えば、「汚い」「危険」「きつい」を表す言葉として知られていました。しかし昨今のホワイトな建設コンサルタント業界では、新たな「3K」が推奨されてきています。建設コンサルタント業界における新たな3Kとはどのようなものか、業界の動向も交えながら解説する記事です。

建設コンサルタント業界における新3Kとは

給与

これまでの「3K」と言えば、「汚い」「危険」「きつい」と、労働環境が良くない業種のことを示す言葉でした。しかし昨今のホワイトな建設コンサルタント業界では、人材不足を解消するために給与を改善していこうとする動きが見えます。

建設コンサルタントにおける「新3K」のひとつである「給与が良い」です。建設コンサルタント業界では、これまでの労働時間に対する賃金の不足を見直し、適切な労働時間にし、労働時間に見合う給与を与えられるように改善がはかられています※。

※参照元:山梨県公式サイト(https://www.pref.yamanashi.jp/kentai/documents/01shiryo4-2.pdf

休暇

「新3K」の2つ目は「休暇が取れる」ことです。建設コンサルタント業界ではこれまで、実労働時間が他の業種よりも多い傾向があり、年間の出勤日数が多くなりがちでした。

そこで休みが取得できる工事を優先的に受注し、長時間労働などの改善をはかることで、休暇が取りやすい環境を目指していきます※。

※参照元:山梨県公式サイト(https://www.pref.yamanashi.jp/kentai/documents/01shiryo4-2.pdf

希望

「新3K」の最後は「希望が持てる」ことです。建設業界では生産性向上のためにICT施工を積極的に発注したり、新技術を活用したりする姿勢で、さらに中長期的な工事発注の見通しを公表したり、既存のブランドに誇り・魅力・やりがいを付与して再構築したりすることを目指します。

新3Kに向けた業界の動向

ICTの活用

新3Kの実現に向けての建設業界の積極的な取り組みのひとつに、i-Constructionの活用があげられます。

i-Constructionとは建設現場における情報通信技術活用のための取り組みで、ドローンを利用したり、規格の標準化により効率性を高めたりすることで生産性を向上させる動きです。

建築キャリアアップシステムの導入

新3Kを実現するための業界の動向としてもうひとつあげられるのが、建築キャリアアップシステムの導入です。

建築キャリアアップシステムとは技能者を適切に評価し、業務負担を軽減するための仕組みのことを指します。建設コンサルタントのスキルやキャリアを把握しやすくなり、業務の効率化により労働環境を改善されることがメリットです。

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