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ゼネコン→地方の建設コンサルタントに転職した人の声

ゼネコンから地方の建設コンサルタントに転職した人のインタビュー写真

今回インタビューしたのは、ゼネコンから地方の建設コンサルタントに転職したHさん(27歳)。ゼネコンで土木施工管理を3年間行ない、現在は管理技術者の下で担当技術者として、橋梁の補修設計業務や耐荷力照査業務を携わっているHさんに聞いてみました。

ゼネコン時代は休日が日曜くらい

――早速ですが、前職のゼネコンで大変だったことはなんでしょう?

土木の施工管理を行なっていたため、現場は地方が多かったです。

千葉や神奈川、北海道など。担当の現場が変わるたびに、住居の移動も発生したのがキツかったですね。

――社宅などはなかったということですか…?

社員寮はあったのですが、現場から通える距離ではなかったんです。つねに荷物を持っていく必要があり、引っ越すしかありませんでした。

北海道ではトンネルの作業を行ないましたが、夜間業務で飯場で寝泊まりしていましたね。

――聞くのが少し怖いですが、作業時間はどれくらいだったのですか?

現場では7時~20時くらいです。

――朝が早い…。1日が長く感じそうです。

20時とはいえ、その後に事務所に戻って仕事をするときもありました。 本当の意味で休めたのは、日曜くらいでした(笑)。

ゼネコンでは月130時間の残業も

――壮絶ですね…。ゼネコンのやりがいとは?

造成や新幹線トンネルといった、大型の工事に関われたこと。ビッグプロジェクトなので、作業場は地方が多くなりますね。

自分が管理した工作物が地図に反映され、たくさんの人に利用してもらえることは、大きなやりがいでした。

――規模の大きさがゼネコンの魅力ですね。学べたことはなんでしょう?

土木施工の知識や技術。それと多くの職人や製品メーカーの方と作業計画の打合せを重ねたことで、説明する力やコミュニケーション能力が上がりました。

――3年間で得たものも大きかったわけですね。そのゼネコンをなぜやめようと?

現場仕事なので飯場での生活が多く、土日出勤も少なくありませんでした。プライベートの時間を確保できなかったことが、一番の理由です。

――ハードさはすでにかなり伝わっていました(笑)。残業時間はどれくらいでした?

月100時間は超えていましたかね。

――想像以上でした…。それはプライベートの時間も確保できないですね。転職の際は建設コンサルタント一本に絞って?

1級土木施工管理技士の資格をとるのに3年の実務経験が必要だったので、3年は頑張ろうと。

転職の際に浮かんだのは、施工管理以外で土木施工の知識や技術を活かせる職種は、建設コンサルタントだという考えです。

コミュニケーション能力が求められる建設コンサルタント

――数ある建設コンサルタントのなかで、地方の会社を選んだ決め手はなんでしょうか?

三重出身で、ゼネコンでも地方を転々としていたので、地方で働くことへの不安はありませんでした。

実はいま働いているところは、学生時代に応募していた会社なんです。今回、説明会で橋梁の設計や維持管理の調査の希望を伝えたら、親身に部署や業務の説明をしてくれました。その親身さが最大の決め手でしたね。

――職場を選ぶうえで、人は大事ですよね。先ほど挙げていたコミュニケーション能力は、ゼネコンと建設コンサルタントではどちらが求められると感じますか?

ゼネコンも求められますが、やはり建設コンサルタントですね。商材の説明があるので。

――なるほど、ほかに建設コンサルタントに活かせたものはございますか?

仮設計画の立案や工事の段取り。補修設計業務で施工計画や仮設の選定を行なう際には、前職の経験や知識を活かせています。

――活かせるものも多い建設コンサルタントですね。では、地方でのやりがいは?

地元密着なこと。自分たちが普段使っている橋や道路のインフラの維持管理に携われるのが、なによりのやりがいです。

ゼネコンは高齢化が進んでいることもあり、年齢が上の人ばかり。それこそ、自分の父よりも上とか。建設コンサルタントでは近い年齢の方とも仕事ができていて、新鮮さもあります。

――ゼネコンと建設コンサルタント、キツいのはやっぱり…?

墨出しや丁張などの現場作業があったので、ゼネコン時代の方がキツかったです。もうひとつ大変だったのは、自分の父よりも年齢が上の人に指示を出すこと。駆け出しのころは、なかなか指示を聞き入れてくれなかったりしました。

――建設コンサルタントの大変な部分はどうですか?

設計をあまりしたことがなかったので、計算には少し手こずっていますかね。大学時代の復習をしながらやっている感じです。

もっと努力が必要だと感じています。頑張っていきたいです!

地方の建設コンサルタントでプライベートを確保できるように

――ゼネコンと比べて、他に大きく変わった点はありますか?

残業時間が減りましたね、かなり。繁忙期以外は18時、遅くとも19~20時には帰れています

――休日の量も変わりました?

休日出勤はかなり減りました。いまの会社は、10月~3月の下半期のみ、第1土曜に出勤があります。ゼネコン時代は日曜だけだったので。プライベートの時間を十分に確保できるようになりました。

――給与面はどうですか?

ゼネコン時代が高かったこともあり、比較すると建設コンサルタントのほうが少し低くなりましたね。ただ、前職は残業代で稼げている部分がありましたから。以前に比べて仕事量はかなり減ったので、不満はありません

――生活環境はどうですか?たとえば家賃とか。

関東にいたときと比べると、かなり下がりました。家賃は、東京の大体半分くらいになったかな。しかも間取りは大きくなったので、快適です。

休日に気軽にアウトドアに行ける

――日々の過ごし方も変わりました?

とくに北海道時代とはガラッと変わりました。あのときはコンビニに行くのでさえ、大変で。ホワイトアウトのなか車で山を下るのは、まさに命がけでした(笑)。

いまはバイクに乗りますが、道はそんなに混んでないですし、バイクがあれば大抵のところは行けちゃいます!

――それはかなり危険でしたね(笑)。休日はどんな過ごし方を?

先輩とたまに釣りに行きます。そう遠くない距離にありますし、地方は自然が豊富なのも魅力ですよ。

――やはり地方は住みやすいですか?

今あげた釣りや、キャンプといったアウトドアが趣味なのですが、自然豊かで休日に気軽にアウトドアに行けるところが気に入っています。

――最後に今後の夢や展望を聞かせてください!

橋梁の知識や技術を身に着け、1日も早く一人前の技術者として貢献したいです。ゆくゆくはさまざまな業務に触れ、ゼネラリストとして橋梁以外の業務についても携われるようになりたいと考えています。

これからさらに頑張っていきます!

――本日はありがとうございました!

インタビューを終えて

27歳と若いものの、受け答えはしっかりしていて、夢を見据えて前向きに働いているHさんとのインタビューは、とても刺激的でした。地方の建設コンサルタントに転職してから、好きなアウトドアに時間を費やせているのがなによりで、仕事のみならずプライベートもガラッと変わるのが、地方の建設コンサルタントへ転職する魅力のひとつでしょう。

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