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職業によって理系と文系のどちらが向いているのか、就職する際に好まれるのかについては違いがあります。ここでは、建設コンサルタントに向いているのはどちらか、文系でも建設コンサルタントになれるのかなどについて解説します。
一般的に、日本におけるまちづくりに関わる専門家として多いのが、理系出身者です。建設コンサルタントについても同様で、特に技術色については理系分野に近いといえるでしょう。
企業によっては理系を積極的に採用しており、文系の採用にはそれほど力を入れていないようなケースもあります。ただ、理系でも文系でも隔てることなく採用を行っている企業もあるため、文系だからといって建設コンサルタントを諦める必要はありません。
文系出身でも建設コンサルタントを目指すことは可能です。その理由として、以下の3つが挙げられます。
コンサルタント会社の中には、自社で働いている社員の声を公開しているところがあります。そういったところを確認してみると、文系学部の出身ではあるものの、建設コンサルタントとして働いている方の声を見かけることが多いです。
実際に現場で活躍できる建設コンサルタントになっている方も多いので「文系だから建設コンサルタントにはなれない」と考える必要はないでしょう。
理系でも文系でも関係なく担当できる業務が、企画や計画に関する業務です。自分らしい発想や、個性なども活かしながら取り組んでいける業務ともいえます。
ここで重視されるのは、理系か、文系かではありません。業務内容によっては文系として学んできたことがなかなか活かせず、苦戦することもあります。ですが、出身学部を問わず活躍できる業務もあるので、それほど心配する必要はないでしょう。
日本の建設コンサルタントは、残念ながら理系に偏っているのは事実です。ですが、文系として社会学・政治学・経済学について学んできた経験があり、理系の建設コンサルタントとは異なる視点を持って業務を進めていけるのが強みです。
建設コンサルタントではこれらの分野と深く関わることもあるので、活躍できる機会があります。
文系でも建設コンサルタントとして働ける職場はあるものの、就職した後に周りにいるのは、専門の理系の人ばかりといった状況が起こることは珍しくありません。不安に感じることもありますが、技術士などの資格を取得し、理系との知識や技術の差を埋めていく工夫をしていきましょう。
文系出身でも建設コンサルタントは目指せるので、ぜひ活躍できる建設コンサルタントになれるように取り組んでみてはいかがでしょうか。
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建設コンサルタント会社の見分け方