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建設コンサルタントは橋やダム、道路といったインフラ整備を行うのが主な仕事です。地域の発展のためには、欠かせない職業といえるでしょう。こちらではそんな建設コンサルタントの年収を紹介していきます。建設コンサルタントを目指している人、他の建設コンサルタント企業に転職しようと考えている人は、判断材料の一つとしてください。
建設コンサルタントは、建設業界のなかでは年収が高い職業です。平均年収は550万円前後で、年齢とともに年収が上がっていきます。
20代前半の年収は300万円程度ですが、30代では400万円、40代では500万円超えるといわれています。さらに、50代以上ともなると、年収が600万円近くもらえることも珍しくありません。ただし、地域や役職によって、年収の差が開きやすいので気をつけましょう。
建設コンサルタントで働くとき、どこの地域で働くかによって収入は大きく異なります。都市は給与が高く、反対に地方は給与が低い傾向があるのです。どうして地域によって差が出てしまうかというと、人が集中している地域ほど、インフラ整備が行われやすいためです。
人がたくさん住んでいる都市は、人が少ない地方に比べると税金が集まりやすくなります。たくさんの税金を集めることができれば、インフラ整備にお金を回すことができます。しかし、税金があまり集まらない地方では、インフラ整備にかけられるお金はごくわずかです。そのため、インフラ整備が進められる都市では給与が高く、インフラ整備が進みにくい地方では給与が低くなっています。
上述したように、都市では給与が高い傾向があります。どのくらい年収がもらえるかというと、関東圏では平均年収が500~800万となっています。とくに東京の年収は、他地域と比べてもかなり高いといえるでしょう。
それに対し、北海道や東北、九州や沖縄などの平均年収は400~500万円代と低くなっています。とはいえ、関東圏は地方よりも家賃が高いため、家賃をとるか給与をとるかはよく考えたほうが良いでしょう。
関西圏は、2025年に大阪・関西万博が開催されるため、建設業界の需要が増加する見通しです。そのため、給与面で考えるなら、関西圏の建設業界で働くというのも1つの選択肢かもしれません。この好機を利用して、稼げるうちに稼ぎを増やすというのも良いでしょう。
建設業界に限ったことではありませんが、建設コンサルタントも経験を積むほどボーナスや給与は高くなります。ボーナスは、20代では給与の1~2カ月分しかもらえなくても、50代ともなれば給与の3カ月分くらい出ることも珍しくはないようです。ただし、ボーナス額は他業種よりも高いというわけではなく、平均的な水準といえるでしょう。
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建設コンサルタント会社の見分け方