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建設コンサルタントになるための学校

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建設コンサルタントをこれから目指すうえで、学校で専門知識を身につけようと考えている人もいるかもしれません。ここでは、建設コンサルタントになるための学校選びについて、詳しく解説していきます。また、既に働いていて、学校に通うのが難しい人でも建設コンサルタントになれるのかを紹介しているので、気になる人は最後まで目を通してみてください。

建設コンサルタントになるための学校選びとは?

建設コンサルタントを目指す人は、理系の学校に通う人が多いでしょう。専門の科が設けられている専門学校、短大や大学に通うのも一つの選択肢といえます。理系の学校といっても、扱っている分野は幅広く、物理や化学、情報や機械工学、農業や建築、土木などさまざまな分野があります。そのため、理系の学校であればどこの科でも良いというわけではありません。土木や建設系を学べる科を選ぶことが大切です。

進みたい科や学校の就職先をチェックしておく

入学してから困ることがないように、検討してる学科やその学校を卒業した人たちが、どこに就職しているかを確認しておきましょう。建設コンサルタント会社に就職している実績がある科であれば、就活のときにも相談がしやすくなります。また、既に卒業生が働いている会社なら、積極的に採用してくれることもあるため、就職先を調べておくことは大事だといえます。

就職率も大事なポイント

興味がある学校を見つけたら、就職率も確かめておきましょう。就職率が高い学校は、独自の就職先を確保していることがあります。最悪、就職先が決まらない場合でも、学校がパイプを持っている会社を紹介してくれる可能性があるのです。万が一のことを考えると、就職率が高い学校を選ぶに越したことはありません。

中学から目指すなら高専という選択肢もあり

高校入学前から建設コンサルタントになりたいと考えているなら、高専の土木系の科に進むという道もあります。高校に短期大学の課程がくっついたようなものなので、学校に5年は通わなくてはいけません。必要単位に満たない場合は留年になるので、自ら勉強に積極的に取り組むことが求められるでしょう。ただし、進級するのが難しい分、卒業後の就職口はたくさんあります。就職ではなく進学する道もあり、卒業から2年専攻科で学ぶか、あるいは大学に編入するということもできます。

学校の種類

建設コンサルタントを目指せる学校の種類は多岐にわたります。ベーシックな選択肢は、土木・建築系や設計関連の大学・専門学校です。建築や設計は建設コンサルタントの仕事で必要な知識ですので、修得した知識やスキルを広く活かせます。

一方、建設コンサルタントは専門性も問われるため、専門分野について深く学ぶのもよいでしょう。例えば機械系や電気工学系、環境系などは、建設コンサルタントの仕事でも知識が求められる分野です。特定分野に強くなりたい、専門性を高めたいのであれば、こうした専門分野を学べる学校を選びましょう。

2023年には建設業関連の説明会が行れた

建設コンサルタントを目指せる学校の選択肢は多数ありますが、2023年には福島工業高等専門学校で建設業関連の説明会が実施されました。主な内容は学生向けのプレゼンテーションや意見交換で、国を挙げて若手技術者育成に取り組んでいる姿勢が伺えます。

なお、今後も他の学校で説明会が実施される可能性はあります。参加してみたい方はもちろん、興味がある方も情報をこまめにチェックしておきましょう。

参照元:国土交通省公式HP(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00193.html

学校で学ばなくても就職先はある!

建設コンサルタントは、経験者が優遇されることがほとんどですが、なかには未経験でも雇ってくれるところがあります。未経験者でも働ける会社で下積みをし、給与の高い会社へと転職をするのも1つの手です。

学校に進学してもしなくても、本人に学ぶ意欲がなくては知識が身に付きません。逆に、専門が学べる大学や専門学校、高専に入学したことで安心してしまい、勉強が疎かになってしまうこともありえます。結局のところ、本人がどういう道に進みたいかというビジョンがあるかが大切なのです。

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